ベラミさんの不安定さと自殺念慮(※1)で、「なんであなたは目の前にいるのに助けてくれないの!」と攻撃的になる日が続く。
もう、ノイローゼになりそうなくらいだ。
ベラミさんは、そのストレスから喫煙をはじめてしまい、今では1日1箱のヘビースモーカーになってしまっていた。どんな言葉でもネガティブに変換され、攻撃だと勘違いされ、結局「私の事は誰も理解してくれない」「あなたのせい」という形で私に言葉を返してくる。
ある日、中学生のトゥモローから、家族宛にメッセージが来た。「もういい加減にケンカしないで!そっちも大変かもしれんけど、こっちも限界!お母さんが泣き崩れてるのに、なんで放置するん?お互いに謝ってさっさと解決して!」
もう私にも限界が来た。というか、もうかなり前から限界は来ていた。
トゥモローからのメッセージは、深く心をえぐられるものだった。
トゥモローをそんな気持ちにさせてしまったこと、そんなメッセージを送らせてしまった事への罪悪感と、この状況を「夫婦喧嘩」だと思われてしまっている事、フラッシュバック状態のベラミさんに対して僕が何もしていないと思われている事。全てがショックだった。
トラウマ治療をしている人を支えるためには、一人では戦えない。夫婦ってなんだ?家族ってなんだ?境界線ってなんだ?なぜ僕はこんなに一生懸命支えてる?なぜ僕だけがこんなに苦しんでるんだ?もうわからない。
※1・・・自殺をしてしまいたいと考える事。(用語の詳しい解説は看護rooの記事に記載があります)
Category: べラミさんとの日々