正直、僕は違うと思ってた。
ベラミさんとは、夫婦ではあるけど、依存してるつもりはなかったし、
離婚も何度も考えた。ベラミさんとは、楽しい思い出もいっぱいあるし、
すごく理解してるつもりではあったけど、「ベラミさんなしでは生きていけない」とまでは
思ってはなかったし、どこかでいつか壊れるような気もしていたし。
変な話だけど、僕自身はずっとベラミさんと一緒にいる未来を想像してるつもりではあったんだけど、実際にはその想像は、どこか虚空の想像で、「夫婦だからそう思わなきゃ」ってバイアスがあって、しっかりとは想像できていなかったんだと思う。
だけど、彼女がフラッシュバックが出るたびに、心臓がバクバクしたり、
どうにもできないのに、「何とかしなきゃ」「何でそう思うんだろ」
「僕がしっかりしなきゃ」と思って、彼女の感情の渦に飲み込まれにいってしまったり。
それ全部、しっかり共依存でした。
ベラミさんとの生活の中で、「ベラミさんの機嫌=家族の空気」になってしまって(させてしまって)いた。
彼女がトラウマから来るフラッシュバックや、感情の不安定さ、怒りに満ちた攻撃的な行動は、彼女自身の問題だと思えていなかった。
ベラミさんの感情や、それを引き受ける事が、夫婦愛だとばかり思いこんでいた。
自他境界は引けてると思っていたけど、マチ先生から言われた
「ベラミさんの感情や苦しみを引き受けない」
この言葉を自分に落とし込むまで、すごく苦労した。
彼女の感情に、反応しない、巻き込まれない、背負わない。
ベラミさんは、相変わらず攻撃的な言葉や、怒りの感情をぶつけてくるし、
僕なりのニュートラルな言葉も、彼女の歪んだ認知のフィルターを通して、
全く違う形で受け取られる。反応しないのが無理ってくらい、毎日それを繰り返してる。
