共依存だと知った時は、正直ショックだった。
相手が自分に依存している事には気付けていたけど、僕自身がべラミさんに依存しているなんて予想していなかったから。
彼女の要求がエスカレートしていったり、自分の理想とする反応がない時はすごく感情的になる彼女に、次第に我慢したり先回りする僕が居たのは事実だけど、それは家族がバラバラにならないために仕方なしにやっている事だったし、そうしなきゃもっとひどくなったり、子供たちにも影響があるからで、本心では嫌だったはずなのに、そこに僕自身が「自らがその状況を作っている」という意識や、「自己犠牲を差し出している」感覚もなかったから。
マチ先生による私自身へのカウンセリングがはじまった事がきっかけでした。
これまで夫婦のダークな事なんて、しっかり人に話した事はありませんでした。話していく内に、少しずつ自分と向き合う機会が増えて、べラミさんの愛着の部分を私自身がなんとかしなきゃと必死になるがあまり、境界が曖昧になり、結果として彼女の自立を妨げるどころか、自立しなくていい環境を僕自身が構築してプレゼントしていた事に気付きました。
ここから境界を引く訓練の日々が続くのでした。
